You Can’t Lose with the Blues

ベテラン・ピアニスト、ラファイエット・ハリスJr.の最新作
ピーター・ワシントン(b)、ルイス・ナッシュ(ds)の完璧なサポートを得たピアノ・トリオ作
プロデュースはヒューストン・パーソン、ルディ・ヴァン・ゲルダースタジオでの録音
オーソドックスなピアノ・トリオ・ファンにお勧めの1枚

  • アーティスト:Lafayette Harris Jr.
  • レーベル:Savant Records
  • 品番:SCD-2178
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Lafayette Harris Jr. / You Can’t Lose with the Blues

1.He’s My Guy 3:26
2.I Love You Yes I Do 4:10
3.Blues for Barry Harris 5:03
4.Don’t Let the Sun Catch You Crying 4:20
5.Ev’ry Time We Say Goodbye 4:55
6.Things Ain’t What They Used to Be 3:28
7.Love Me in a Special Way 5:33
8.Bloomdido 3:34
9.You Can’t Lose with the Blues 6:42
10.Wonder Why 5:15
11.Please Send Me Someone to Love 5:31
12.The Juicy Blues 5:05

メンバー:Lafayette Harris Jr. (p), Peter Washington (b, except track 11), Lewis Nash (ds, except tracks 5 & 11)
Recorded at Van Gelder Recording Studio, Englewood Cliffs, NJ on May 3, 2018

■ベテラン・ピアニスト、ラファイエット・ハリスJrの最新作、ピーター・ワシントン(b)、ルイス・ナッシュ(ds) が参加したオーソドックスなピアノ・トリオ作品。
■ 1963年生まれ、フィラデルフィア出身,ボルティモアで育ち, 現在はNYブルックリン在住。彼のソウルフルな演奏スタイルは幼少時代に教会音楽からスタートし、リズム& ブルースバンドやファンクバンドに所属したことによるもの。作曲家、プロデューサー、 アレンジャーでもあるラファイエットはケニー・バロンやバリー・ハリス, そしてブギウギの王様として知られるサミー・プライスらに師事している。マックス・ローチが亡くなるまで彼のバンドでレギュラーピアニストを務め、多くのジャズメン達と交流した。ここ数年はサックス奏者のヒューストン・パーソン・カルテットのレギュラーメンバーとして活躍している。
■本作はヒューストン・パーソンがプロデュースを務め、昨年(2018年)の5月、ニュージャージー、イングルウッドクリフスのルディ・ヴァン・ゲルダー・スタジオで収録された。収録曲は全12曲、3曲がラファイエットのオリジナル曲。“You Can't Lose With The Blues”は2014年に発売され、自身も参加しているヒューストン・パーソンのリーダー作「The Melody Lingers On」のエンディング曲に収録されているラファイエットの作品のブルースナンバー。他にもスタンダード曲を中心に全曲でブルースフィーリングが満載のラファイエットのプレイを聴くことができる。“Please Send MeSomeone to Love”のピアノソロ演奏もソウルフルである。
■長い間トミー・フラナガンのレギュラートリオで活躍していたピーター・ワシントンとルイス・ナッシュのサポートも光る。長い間ルディ・ヴァン・ゲルダーのアシスタント・エンジニアを努めていたモーリン・シックラーの優秀録音にも注目である。オーソドックスなピアノ・トリオ・ファンにお勧めの一枚です。

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