What is this Thing Called?

溢れ出るアイディアとイマジネーション!ピルク秀逸ソロ!

  • アーティスト:Jean-Michel Pilc
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1349
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Jean-Michel Pilc / What is this Thing Called?

1.C Scale Warm up(3:41) 2. What this thing called Love (1:20) 3.Cole (4:01) 4.Dawn (4:24)
5.Walk (1:20) 6.Run (0:44) 7.Glide (0:51) 8.Look (1:36)
9.Cross (2:03) 10.Giant (1:16) 11.Time(1:42) 12.Prelude (5:22)
13.Duet (1:05) 14.Vox (1:40) 15.Waves(2:06) 16.Martial(1:39)
17.Duke (3:05) 18.Factor(1:23) 19.More (0:51) 20.Quick (0:34)
21.Odd (3:33) 22.Grace (3:38) 23.Float (1:38) 24.High (3:48)
25.Ode (3:02) 26.Chimes (0:30) 27.Dance (0:39) 28.Elegy (0:58)
29.Bells(2:05) 30.Swing (0:58) 31.Now You Know what Love is (6:35)

メンバー:Jean-Michel Pilc(p-solo)

★1960年パリ生まれ、NYを拠点に活動し、30年近くに渡って第一線で活躍するジャン・ミシェル・ピルクの最新作品。Challenge, Dreyfuls, Motemaと、各時代の際立つ才能をプロデュースするレーベルを渡り歩いてきたことも実力の証明ですが、Sunnysideからの第一弾となる本作も、ピアニストとしての才能を遺憾なく発揮した作品になりました。 ★本作は『Follow Me』(Dreyfus=2004年)、『Essential』(Motema=2011年)に続くピアノ・ソロ作。熱心なファンの方からは、“ピルクはソロこそが素晴らしい”ということがよく語られますが、本作を聴いて驚くのは、ピアニストとしてのテクニックはもちろんのこと、豊かなアイディアやイマジネーション、そして曲を描き上げるセンスでしょう。 ★タイトルも暗示するように、コール・ポーターの有名曲“What is this called Love”を核にした作品。31トラックの中には様々なリズムやハーモニーのヴァリエーションでアレンジしたそのモチーフが登場する他、コード進行を下敷きにした即興旋律や、中には口笛とピアノで奏でることでと名付けられたユニークなトラックあり。 ★しかし、そうした着想のみならず、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームスらのクラシック曲のテーマを流用したり、ユーモレスクのテーマを一瞬織り込んだり、ジャズ・スタンダードの一端を挿入したり、と、演奏は完全即興であって自由自在。 ☆特に、とモーツアルトの<トルコ行進曲><枯葉>が連なるM16のような演奏は、聴きもの!このトラックは、フランスが生んだ偉大なる大先輩マーシャル・ソラルに捧げたトラック。また、M17は言うまでもなく、デューク・エリントンに捧げた演奏で、優雅な和声と、A列車のメロディを織り込んだユニークな演奏が魅力です。 ★同じくNYにおいて、YAMAHAアーティストとして活躍する後輩であり、ピルクを尊敬するピアニスト、ダン・テプファーの導きもあり、レコーディングには最上のピアノCFXも用意され、申し分ない環境にも恵まれて録音されたアルバム!改めて才能を確認する充実の逸品。注目です。
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