for those about to jazz/rock we salute you

バッド・プラスのメンバー、デヴィッド・キングを中心に集結
ミネアポリスとセントポールをルーツに持つ4人よる完全即興

  • アーティスト:Vector Families
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1488
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Vector Families // for those about to jazz/rock we salute you

1. Free Funk! (Vector Families)
2. Duetz Duetz (Vector Families)
3. Satin Doll (Duke Ellington, Billy Strayhorn)
4. 10,000-year-old Rotary Club (Vector Families)
5. Dee Dee (Ornette Coleman)
6. African Dictaphone (Vector Families)

メンバー:
Vector Families is: Anthony Cox(b, cello),Dean Granros(g, midi g),
David King(ds, perc), Brandon Wozniak(sax)

◆多様な音楽シーンを持つミネアポリスとセントポール。この2つの都市に所縁のある、3世代の先進的なミュージシャン4人が、デヴィッド・キングを中心に集結したのがVector Familiesである。
◆バッド・プラスのメンバーとしても知られ、ジャンル問わず活動する、中堅デヴィッド・キング(ds)。ジョー・ロヴァーノやジョンスコなど、なだたる名手と共演するベテランのアンソニー・コックス(b)。ジャズのみならずブルース、ロック、カントリー、ウェスタン、またエレクトロにも精通する、同じくベテランのDean Granros(g)。ストレート・アヘッドを得意としながらもフリーでも絶妙なバランス感覚を持つ、若手Brandon Wozniak(sax)だ。
◆キングにとって、このグループを結成することは夢であった。そして、より定期的に活動し、ニューヨークタイムズから賞賛された2016 Winter Jazz Festをはじめ、評判を生んだ。つまり、それをうけて、このレコーディングに臨んだのは当然といえる。
◆キング自身は、オーネット・コールマンのプライム・タイムがバット・ブレインズのようなパンク・バンドに(ぺル・ウブのポスト・ロック要素も少し足して)出会ったようなサウンドをなぞらえているそう。
◆曲はほぼ完全即興。1曲目“Free Funk”はタイトル通り、強烈なファンク・ビートを軸にフリーに展開していく。2曲目“Duetz Duetz”は、コックスとGranros、GranrosとWozni ak、そしてWozni akとキングの、3つのデュオからなり、ここでコックスはチェロを披露。3曲目“Sati n Doll ”はストレートに演奏されるはずもなく、即興の中でメロディだけ浮かび上がるような扱いだ。ピアノと思われる音は、GranrosのMi diギターによるもの。オーネット・コールマン作曲の5曲目“Dee Dee”は、メロディ自体は中盤に出てくるだけだが、このメロディにインスパイアされた即興に展開していくのだから面白い。

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