A Thing Called Joe

ロイ・ハーグローヴ・クインテットのメンバーとしての来日経験もある
大注目のピアニスト、サリヴァン・フォートナー参加のトリオ
音楽学校の元クラスメイト3人によるリラックスしたスタンダード集

  • アーティスト:Guilhem Flouzat
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1492
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Guilhem Flouzat / A Thing Called Joe

1. There's No You (Hal Hopper & Tom Adair)
2. Oska T (Thelonious Monk)
3. Perdido (Chano Pozo)
4. When I Fall In Love(Victor Young & Carolyn Leigh)
5. Walking My Baby Back Home(Fred E. Ahlert & Roy Turk)
6. Midnight Mood (Joe Zawinul)
7. Mrs Parker of KC (Jaki Byard)
8. Happiness Is A Thing Called Joe(Harold Arlen & Yip Harburg)

メンバー:Sullivan Fortner(p), Desmond White(b), Guilhem Flouzat(ds)

◆パリ生まれ、NYを拠点に活動するドラマー。エリック・ハーランドに師事。デイブ・リーブマンといった大御所、またリオネル・ルエケ、ギラッド・ヘクセルマンらとの共演歴がある。
◆前作『Portraits』ではベン・ウェンデルやベッカ・スティーヴンスなどが参加した、全曲オリジナル作だったが、今作ではピアノ・トリオで全曲スタンダード(ミュージシャンズ・コンポジション含む)である。
◆すべてはFlouzat宛の一枚の手紙から始まった。それは、旧友Laurent Coqからで、「サリヴァンとトリオでレコーディングをしてみたら?スタンダードとか演奏したもの、ぜひ聴いてみたいんだけど。」といった内容だった。オリジナル曲のアルバムを考えていたFlouzatだったが、これがきっかけで方向転換することになったという。
◆マンハッタン音楽学校のクラスメイトだった3人によるレコーディングは順調に進み、多くの曲がほぼ1テイクで録られ、その日のうちに計18曲も録音したとのこと。
◆非常にリラックスした雰囲気の漂う内容。注目はサリヴァンのユーモアと遊び心満載のプレイ!コロコロとしたフレージングに自由自在のリズム感、抑揚溢れるダイナミクス。高い技術と音楽性を、小難しく披露するわけでなく、全て音楽の表現に注ぎ込んでいるかのよう。リーダーのFlouzatはやたら前に出ることなく、小気味よいドラミングで、アンサンブルに徹している。
◆古き良きジャズを踏まえつつ、現代の感性で表現した良作。

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