Book II Of Arthur: Sir Gawain And The Green Knight

アンソニー・コールマンやジョージ・ガゾーンに師事した鬼才が、アーサー王の伝説をベースにした三部作の第二弾を発表!

  • アーティスト:Logan Strosahl
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1640
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Logan Strosahl / Book II Of Arthur: Sir Gawain And The Green Knight

Act I
1. The Wager (8:58)
Act II
2. The Endless Knot (3:00)
3. Pared from Paper (1:43)
4. The Deer (6:16)
5. The Boar (3:43)
6. “of love, its grief and grace” (3:12)
7. The Final Boon (3:33)
8. The Fox (6:45)
9. The Wager (reprise) (2:17)
Act III
10. “he cometh forth like a flower, and is cut down” (2:49)
11. The Doleful Charge (14:16)

メンバー:
Logan Strosahl (alto saxophone/flute/clarinet)
with The Charles Rosen Ensemble
Conducted by Michael Cohen-Weissert
Recorded at Jazz-Institut Berlin, January 2021

★Sunnysideレーベルから作品を出している数多くのアーティストのなかでも、とりわけ先鋭的な音楽を追求しているひとりが、サックス奏者のローガン・ストロザールです。これまでSunnysideから『Up We Go』、『Janus』、『Book I of Arthur』、『Sure』といった力作をリリースしてきましたが、今回のアルバム・タイトルは『Book II of Arthur: Sir Gawain and the Green Knight(ガウェイン卿と緑の騎士)』。『Book I of Arthur』に続く、アーサー王の伝説をベースにした三部作の第二弾であり、“さまざまなクラシックのフォーマットと、即興やジャズを組み合わせること”という、デビュー以来のコンセプトを、さらに推し進めた重厚な作品となっています。
★1989年米国シアトル生まれのローガンは、幼いころからジャズとクラシックに親しみ、その後ボストンのニューイングランド音楽院に入学。ジョージ・ガゾーン、ジェリー・バーガンジ、ジョン・マクニールらにジャズを師事し、アンソニー・コールマン等に作曲を学びました。ソニー・ロリンズ、チャールズ・ミンガス、デューク・エリントンなどのジャズに加え、クラシック、16世紀のポリフォニー、トルコ音楽などに影響を受けて創り出される音楽世界は非常に創造的で、ドイツ・ベルリンを拠点にして以降、その創作には一層の磨きがかかっています。
★ローガンはアルト・サックス、フルート、クラリネットを演奏。『Book I of Arthur』は小編成による作品でしたが、今回は彼のプレイと共に、ベルリンを拠点とする現代音楽アンサンブル“チャールズ・ローゼン・アンサンブル”の演奏も大きくフィーチャーされています。“ワーグナーからポリフォニック・ファンタジア、そして21世紀の楽曲といったクラシックの工芸品だけではなく、ブルース、さまざまなグルーヴ、即興、そして共通言語の素材も含まれている”と評されるローガン・ストロザール独自の音楽性が、アルバムのいたるところから感じられることでしょう。
★数々のジャズ作編曲家に脚光が当たり、ラージ・アンサンブルへの関心も高まっている昨今。その一翼を担うローガン・ストロザールに、大きな注目が集まることは間違いありません。

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