Songs for My Daughter

フランス出身シンガーのカミーユ・ベルトーとピアニストのポール・ベルトーの父子コラボ作品
音楽を通して2人のユニークな関係性を感じさせる心温まる表現が詰まった一枚
「Ruby My Dear」、「Naima」などジャズの名曲カバーにも注目

  • アーティスト:Camille Bertault & Paul Bertault
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1681
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Camille Bertault & Paul Bertault / Songs for My Daughter

1 Our Love Is Here To Stay
2 Ruby My Dear
3 Syracuse
4 Chanson de Lola
5 Chelsea Bridge
6 Dindi
7 The Island
8 Luisa
9 Naima
10 Y Decidete Mi Amor
11 You Have Changed
12 Amour Amour
13 Winter In Aspremont

メンバー:
Camille Bertault (vocal), Paul Bertault (piano)
Recorded at Magma’s Studio in Aspremont, France, on April 2, 2022

★フランス出身のシンガー、カミーユ・ベルトーと、父のポール・ベルトーがともに作る愛に満ちたアルバム『Songs for My Daughter』がサニーサイド・レコードよりリリース。
★ヴォーカリストのカミーユ・ベルトーは、フランス出身のシンガー。クラシックやジャズに精通していた父ポール・ベルトーに影響を受け、パリ国立高等音楽院でボーカル・ジャズと即興演奏を学んだ後、クラシック・ピアノの賞を受賞し、ニース音楽院でオペラ、演劇、ダンスを学ぶ。20歳の時、児童劇の脚本、編集、出演を手がける。2016年、ニューヨークのレーベル、サニーサイド・レコードに見いだされ、ファースト・アルバム『En vie』をリリースし、以降は5枚の作品を発表している。
★今作はガーシュウィンの「Our Love Is Here To Stay」(n.1)で始まり、遊び心のある名曲の演奏を聴かせてくれる。セロニアス・モンクの名曲「Ruby My Dear」(n.2)は、カミーユがフランス語の歌詞をつけた重厚なメロディーで、ポールの軽快なピアノとカミーユの息のあった聴きごたえのあるナンバー。
★さらに、映画音楽の巨匠でありジャズピアニストのミシェル・ルグランと、アニエス・ヴァルダによるジャック・ドゥミ監督作品の「Chanson de Lola」(n.4)のカバーも収録されており、直接的で武骨な方法で演奏されている。アントニオ・カルロス・ジョビンの「Dindi」(n.6)は、遊び心にあふれたポルトガル語の歌詞をカミーユが操ることで、控えめながらも煌びやかに仕上がっている。コルトレーンの代表曲である「Naima」(n.9)では、カミーユのスモーキーな歌声に微妙な緊張感があり、ポールのピアノはより筋肉質なアプローチをとり、不思議な感覚を覚える。このように、音楽史に残る様々な名曲を、2人のフィルターによって新たに生き返り、情緒的に伝統が紡がれている作品に仕上がっている。

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