★ブラジルのジャズ歌手兼作曲家でありグラミー賞を受賞している”ルシアーナ・ソウザ”による約3年ぶりとなる最新アルバムがリリース。
★ルシアーナ・ソウザは、ブラジル/サンパウロ生まれのジャズ界を代表する歌手。2005年と2013年、ジャズ・ジャーナリスト協会によって最優秀女性ジャズシンガーに2度選ばれ、ハービー・ハンコックのアルバム『リバー：ザ・ジョニ・レターズ』のフィーチャリング・ボーカリストとして、2007年にグラミー賞を受賞した。彼女の作品は、音楽スタイルに関する伝統的な境界を超え、ハービー・ハンコック、ポール・サイモン、ジェームス・テイラー、ボビー・マクファーリンなど、様々な著名ミュージシャンと共演し、レコーディングを行ってきた。
★今作はサンパウロを拠点とするピアノグループ、トリオ・コレンテとのコラボアルバムだが、ソウザは彼らの結成当初からのファンでもあるという。過去に”ジンボ・トリオ”と”エリス・レジーナ”がコラボした事からインスピレーションを受け、これを参考にソウザとトリオのメンバーはそれぞれ自分の曲を作り、レコーディングした。
★ベーシストのパウロ・パウレリによる「Baião of Joy」は、ブラジル北部の独特なリズムを、ソウザの巧みで言葉少ななボーカルによるエレガントなサンバに変えた作品。ソウザの作曲した「Bem Que Te Avisei」は、求婚者に「結婚を考えているのでなければ、女の子と遊んだり歌を作ったりしてはいけない」と警告する皮肉なメッセージが込められ遊び心が伺える一曲。他にも、トム・ジョビン／ヴィニシウス・デ・モラエスの名曲「Sem Você」、パウリーニョ・ダ・ヴィオラの「Rumo dos Ventos」などのカバーも収録されている。