In the Moment

60歳を迎えたベテラン,ジョン・オニール17年振りのスタジオ録音!
数々の苦難をのりこえた末のブルージーな味わい・・
ホイットニー,EW&F,スタイリスティックスのナンバーもジャズにアレンジ
ロイ・ハーグローヴの温かみにあふれたソロも魅力です

  • アーティスト:Johnny O'Neal
  • レーベル:Smoke Sessions Records
  • 品番:SSR-1707
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Johnny O'Neal / In the Moment

1. Sweet Monk (Johnny O'Neal)
2. Guilty (Richard Whiting & Harry Akst / Gus Kahn)
3. Churchill Grounds (Johnny O'Neal)
4. Saving All My Love for You (Michael Masser / Gerry Goffin)
5. After the Love is Gone (David Foster, Jay Graydon, and Bill Champlin)
6. She Doesn't Know (I Love Her) (Jack Segal / Marvin Fisher)
7. Slow Hot Wind (Henry Mancini / Normal Gimbel)
8. Please Be Kind (Saul Chaplin / Sammy Cahn)
9. The Folks Who Live on the Hill (Jerome Kern / Oscar Hammerstein II)
10. CGLS (Johnny O'Neal)
11. People Make the World Go Round (Thom Bell & Linda Creed)
12. Sunday in New York (Carroll Coates & Peter Nero)
13. Trav'lin' Light (Trummy Young & Jimmy Mundy / Johnny Mercer)
14. Just a Dream (On My Mind) (Big Bill Broonzy)
15. Being in Love with You (Johnny O'Neal)
16. Tropical Breeze (Johnny O'Neal)

メンバー:
Johnny O'Neal(p except 13, vo 2,6,7,13,15), Ben Rubens(b), Itay Morchi(ds),
Roy Hargrove(tp tracks 1,2,6,12,13), Grant Stewart(ts tracks 1,6,7,12)

★1956年生まれ、60歳を迎えたベテラン・アーティスト、ジョニー・オニールの17年振りのスタジオ録音作品。
★デトロイト生まれ、1980年代には、期待の新人といわれ、82~83年にはアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズのメンバーとして活躍するものの、86年には無情な強盗に遭ってニューヨークを去り、98年にはHIVの陽性の診断を下され、苦難が続きました。しかしながら、2010年にニューヨークに戻ってからは、再び、好転。久しぶりの作品リリースとなりました。
★現在は、毎週土曜、本レーベルのライヴ拠点であるSmokeのレギュラーをつとめ、毎週日曜には、ダウンタウンの同じく名クラブ“Smalls”にレギュラー出演。それがそのままアーティストへの評価の高さを語っていることは言うまでもありません。
★本作は、ベースにBen Rubens,ドラムにItay Morchiを従えた近年のレギュラー・トリオによる録音。双方のアーティストとも若手ですが、それは、かつて、自分がブレイキー、ミルト・ジャクソンといったアーティストのグループに起用された関係の延長線。60歳になったオニールが今度はフックする側に立っています。数年にわたるレギュラーらしく、レパートリーも実に豊富で、200曲以上もあるとのことですが、曲数のみならず、豊富なのは、その楽曲の種類でもあります。ブルース~ストレート・アヘッドな曲、ポスト・バップ、またポップ・チューンまで。もちろんオニール自身のオリジナルの数々も。作品もそのグループの魅力がそっくりそのまま収録されています。
★軽やかにスウィングするリズム、しかし、心にジワリと染みるようなメロディの温かさが絶品。エレガントでソフィスティケートしたサウンドながら、決して‘すました’ようなクールさではなく、人間味あふれる演奏は、シンプルでありつつ、味わい深いものがあります。
★ピアノの他、味わい深いヴォーカルも聴きもの。あくまでも自分は第一にピアニストだ、とオニールは語っていますが、心からブルースを愛し、ジョー・ウィリアムスにその歌唱を絶賛された経歴ももつオニール。ピアノと弾き語りのヴォーカルは、喜怒哀楽の振幅も大きかった人生も反映した深みがあります。
★ロイ・ハーグローヴ、グラント・スチュワートもゲストで参加。ハード・バップのオープニングあり、ヴォーカルに寄り添うハーグローヴの至高のトランペット・ソロが聴けるトラック<2>あり、スロー~ミディアム・テンポの楽曲に渋く作品に絡むサックスあり、こちらも魅力的です。
★ホィットニー・ヒューストンのSaving All My Love for You、アース・ウィンド・アンド・ファイヤーズのAfter the Love is Gone、そしてスタイリスティックスのPeople Make the World Go Roundも、ジャジーでなく、ジャズな演奏!
★ハードな人生であった分だけ、温かい・・・生きてきた時間が蓄積された音楽が16曲に詰まっています。

0888295593335

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