ベートーヴェン:八重奏曲 変ホ長調、ギデオン・クライン:ディヴェルティメント、モーツァルト:セレナーデ ハ短調

ヴェヴェルカ、ヴォイタなど実力派が集結!
フィルハーモニア・オクテット結成10周年の
記念アルバムはベートーヴェン、クライン、モーツァルトを収録。

  • アーティスト:フィルハーモニア・オクテット
  • レーベル:SUPRAPHON
  • 品番:SU-4214
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:59:38

TRACK LIST

①ベートーヴェン:八重奏曲 変ホ長調 Op.103(1792)
②ギデオン・クライン(1919-1945):ディヴェルティメント(1939-40)
③モーツァルト:セレナーデ ハ短調 K.388/384a(1782)

フィルハーモニア・オクテット【ヴィレム・ヴェヴェルカ(オーボエ)、
モニカ・ボウシュコヴァー(オーボエ)、ヴァーツラフ・ヴォナーシェク(ファゴット)、
マルチン・ペトラーク(ファゴット)、イルヴィン・ヴェニシュ(クラリネット)、
カレル・ドーナル(クラリネット)、オンドジェイ・ブラヴェッツ(ホルン)、
プジェミスル・ヴォイタ(ホルン)】
セッション録音:2016年1月20-22日/チェコ・ブレザレン福音教会(プラハ)

★オーボエのヴィレム・ヴェヴェルカ、ファゴットのヴァーツラフ・ヴォナーシェク、ホルンのプジェミスル・ヴォイタなど、実力派がメンバーに連ねるフィルハーモニア・オクテットが結成10周年を記念としたディスクをリリースします。作品は管楽八重奏曲の必須レパートリーであるベートーヴェン、モーツァルトに加え、チェコの作曲家、ギデオン・クラインのディヴェルティメントも収録しました。
★1919年モラヴィア地方のプシェロフに生まれたユダヤ系の作曲家、ピアニストだったクラインは、10歳にして作曲を開始。1938年にはプラハに出てピアニストとして演奏家デビューを果たすなど、若くして才を発揮しました。しかし、当時のチェコではユダヤ人は厳しい制約下に置かれることとなり、自身の作品の演奏機会も奪われてしまいます。その後強制収容所へ送致され、1945年1月27日、20代半ばで歿した悲劇の作曲家です。1938-39年に作曲されたディヴェルティメントはクラインが20歳に書きあげた作品。苦悩と悲哀に満ちたクラインの代表作の一つです。
★オーボエのヴィレム・ヴェヴェルカは1978年プラハ生まれ。プラハ音楽院で学びフランス人オーボエ奏者ジャン=ルイ・カペツァリ氏に師事し、2003年日本で開催された国際オーボエ・コンクールで1位を獲得した逸材です。ファゴットのヴァーツラフ・ヴォナーシェクは、2004年のメルボルン国際ダブル・リード・ソサエティ国際コンクール、2005年のロッズの国際コンクールと相次いで優勝を飾ったことで一躍注目されている演奏者です。ホルンのプジェミスル・ヴォイタは、2010年ミュンヘン国際コンクールにて1位、聴衆賞、新作演奏賞、オーケストラからの特別賞を総なめにした俊英です。

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