花影の小径 堤聡子(ピアノ)×才村昌子(銅版画)の世界

花と女性にまつわる音楽
そして日本古来の伝承音楽に喚起された新作
ピアノと銅版画が織りなす世界

  • アーティスト:堤聡子
  • レーベル:WAON RECORDS
  • 品番:WAONCD-280
  • ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

花影の小径 堤聡子(ピアノ)× 才村昌子(銅版画)の世界

企画監修:平野一郎

1-9.ロベルト・シューマン:森の情景(1849)
 〔1.森の入口2.待ち伏せする狩人3.孤独な花4.呪われた場処5.心地のよい風景6.旅籠屋7.予言の鳥8.狩の歌9.別れ〕
10.フレデリック・ショパン:バラード 第2番(1839)
11.モーリス・ラヴェル:悲しみの鳥(1905)
12-13.平野一郎:二つの海景(2004-2011)
 ♀.祈りの浜♂.怒れる海民の夜
14.クララ・シューマン:ロマンス(1836)
15.フレデリック・ショパン:バラード 第3番(1841)
16.エルネスト・ショーソン[平野一郎編]:リラの花咲く頃(1886)

堤聡子(ピアノ)
録音:2013年7月17-19日 石川県津幡町文化会館シグナスホール2.8224MHz DSD DC-mic

★「花と女性をモチーフとする才村昌子さんの銅版画のコンセプトに響き合いつつ、それ自体もまた香りや気配に満ちた密やかな世界」(堤聡子)を持つ作品が並んだディスク。ロマン主義全盛期を生きたショパン、シューマン、そしてクララ・シューマンから、ラヴェル、ショーソン、そして日本の作曲家、平野一郎の作品が収録されています。
★ピアニストの堤は、京都市立芸術大学音楽学部卒業後、ソロ・室内楽での活動の他、作曲家とのコラボレーションをはじめ、新作の初演等にも継続的に取り組んでいます。
★銅版画の才村昌子は、書籍の装画、新聞連載、CDジャケット、美術館展覧会リーフレットなど、幅広い芸術表現分野において視覚表現を手がけています。このディスクでも、ジャケットだけでなく、ブックレットの中に挿入された彼女の版画から、ピアノの調べと相俟った物語を見ることができます。
★作曲の平野一郎は、京都府出身。現実と幻想、現代と太古を融け合わせ、忘れられた伝説や異界の音風景を今に蘇らせつつ、多彩な音楽世界を拓いています。ここに収録されている「二つの海景」は、佛教行事、神道祭式にゆかりのある、信仰と伝承音楽に喚起された作品です。

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