ヘルムート・ラッヘンマン:ゴット・ロスト

現代最高の名手たちが聴かせる
ドラマティックなラッヘンマン!
ラッヘンマン夫人・菅原幸子による
圧巻の『セリナーデ』は必聴。

  • アーティスト:角田祐子、菅原幸子
  • レーベル:WERGO
  • 品番:WER-7367
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:68:25

TRACK LIST

ヘルムート・ラッヘンマン(1935-):
①ゴット・ロスト ~高音域ソプラノとピアノのための(2007/08)
②弦楽三重奏曲(1965)
③セリナーデ ~ピアノのための(1997/98)

角田祐子(①ソプラノ)
菅原幸子(①③ピアノ)
トリオ・レシェルシェ(②)
録音:①2016年1月18-19日②2017年5月17日③2017年5月1-2日/
バーデンバーデン、SWRハンス・ロスバウト・スタジオ

★あらゆる特殊奏法を極め、生楽器によるミュージックコンクレートという無二の世界を展開したラッヘンマン。しかし「ラッヘンマン=特殊奏法」というレッテルのみではこの作曲家を深く味わうことは出来ないでしょう。実際に70年代頃からは特殊奏法を一般的なものに留めつつ新たな構成原理で音楽を書くようになり、予想以上にエモーショナルな音も出てきて驚かされます。
★ピアニストの菅原幸子はラッヘンマンの夫人であり『セリナーデ』は彼女のために書かれました。強烈な轟音でコードが叩きつけられては休符が響きを断絶、同時にいくつかの音がペダルで伸ばされ別の響きが広がります。中ほどで一つの不協和音をこれでもかと何度も響かせる部分(ベートーヴェンの31番みたい?)は鬼気迫るような凄味があります。ちなみにタイトルの『Serynade』は彼女の名前「Yukiko」の「Y」と「Serenade」を組み合わせた造語。
★角田祐子はラッヘンマンのオペラ『マッチ売りの少女』でタイトルロールを歌ったこともある、作曲家を熟知したソプラノです。『ゴット・ロスト』は様々な発音ときれぎれの単語が超絶技巧を伴い歌われ、強弱の幅も広くかなりの迫力。しかも30分近くかかる大作です。2016年にはこのCDのメンバーで日本初演も行われました。
★『弦楽三重奏』は現代音楽界の名グループ、アンサンブル・レシェルシェのメンバーによる演奏。奏法のバリエーションが豊富でアンサンブルも込み入った作品のため、古典的なトリオと違い、まるで全体がひとつの生き物のように聴こえます。

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