★ドイツ/シュヴァインフルト生まれの変幻自在のジャズピアニスト、マイケル・ウォルニーと、ドイツの世界的ジャズスターの一人、ヨアヒム・キューンによる豪華コラボアルバム『Duo』が、ACT MUSICよりCDリリース。
★マイケル・ウォルニーは、1978年シュヴァインフルト生まれのジャズピアニスト/音楽家。予測不可能で、これまで聞いたことのないサウンドを探求し、それを自然に聞こえるようにするユニークなプレイスタイルが彼のトレードマークとなっている。
★ヨアヒム・キューンは、ドイツ出身の数少ない世界的ジャズスターの一人で、あらゆるカテゴリーを超えた演奏で世界的な音楽家である。激しさと繊細さ、超絶テクニックと想像力、紛れもないタッチで新たな境地を開拓している。
★今作は、ミヒャエル・ヴォルニーとヨアヒム・キューンという、スタイルの異なる2人の音楽家の接点を見出す場所となり得る。それぞれが常に注意深く、非常に創造的な頭脳を兼ね備え、さらに、素晴らしいサウンドに対して瞬間的に耳を傾けることができるという美徳と自信に満ちた作品となっている。
★今作の大元は、2008年のアルバム『Piano Works IX』のレコーディングから始まった。それから約15年後、2人のピアニストは再びレコーディングのために集まった。今作は2023年1月23日にアルテ・オーパー・フランクフルトで行われたコンサートを記録したもので、収録内容の変更は演奏順の変更だけで、それ以外は加工を施されることもなく、ほぼ生の空間を再現している。
★このアルバムで聴くことができる2人の即興は、非常に基本的な演奏をしてる場合でも、ギブ・アンド・テイクが十分にあり、お互いにプレッシャーをかけず、言葉を使わずにコミュニケーションをとり、そこに新しい展開があれば、2人は彫刻家が同じ彫刻を彫るように2人の音楽を合わせて制作している、まさにプロフェッショナルな部分を感じるだろう。