テレマン:9つの祝福された黙想による受難オラトリオ TWV 5:2

テレマンの珍しいオラトリオに
貴重かつ素晴らしい新録音の登場!

  • アーティスト:ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
  • レーベル:APARTE
  • 品番:AP-175
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD

TRACK LIST

テレマン(1681-1767):9つの祝福された黙想による受難オラトリオ TWV 5:2

ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮、ヴァイオリン)
フライブルク・バロック・オーケストラ
アンナ・ルチア・リヒター(ソプラノ/信心、信念、シオン〔教会〕)
コリン・バルツァー(テノール/信心)
ピーター・ハーヴェイ(バリトン/イエス)
ミヒャエル・フェイファー(テノール/ペトロ)
ヘンク・ネーヴェン(バリトン/大司祭)
録音:2017年12月1日、ハンブルク、ライスハレ(ライヴ/テレマン・フェスティヴァル)

★テレマンの珍しい受難曲、「9つの祝福された黙想によるオラトリオ」の登場。キリストの最後の日々から復活するまでの物語が主軸となっていますが、明確なストーリーはありません。そのため、福音史家は存在せず、主な登場人物は、キリスト(6つのレチタティーヴォと6つのアリア)と、「信心」(8つのアリアと8つのレチタティーヴォ)、そしてキリストを激しく糾弾するアリアを一つ歌う大司祭など。この作品に関してはまだまだ知られていないことも多いですが、1719年に着手され、1722年3月19日、聖金曜日に先立つ月曜日に初演されたという記録が残されています。その後も何度も再演されており、おそらくは18世紀でもっとも多く演奏された受難曲だったのではないかとされています。声楽とオーケストラによる明確なアンサンブルが、テレマンが、絶妙な器楽書法によって歌唱陣が歌うテキストを際だたせるように作ったこの作品の魅力を存分に引き出しています。クラリネットの先祖の音色は木管セクションの音色の幅をふくらませ、作曲家のイマジネーションの豊かさを私たちに示しています。テレマン、そして物語の人間性が見事にクローズアップされた、貴重な演奏となっています。

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