Let There Be Life, Love and Laughter

数々のジャズ巨人と共演してきたオランダのベテラン・ドラマー
エリック・イネケのキャリアを振り返る企画盤!!
8曲中6曲が未発表テイク!!!
巨匠テナーマン達と共演した貴重な名演の記録!!

  • アーティスト:Eric Ineke
  • レーベル:DAYBREAK
  • 品番:DBCHR-75226
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Eric Ineke / Let There Be Life, Love and Laughter

1.Body And Soul(Johnny Green)
Live Recording:October 24,1984.Location:De Spieghel,Groningen,The Netherlands
Eddie“Lockjaw”Davis(ts),Rein De Graaff(p),Koos Serierse(b),Eric Ineke(ds)
2.Stablemates(Benny Golson)
Live Recording:November 2,1972.Location:De Haagse Jazzclub,The Hague,The Netherlands
Taken From The Lp:All Souls,Dexterity(St-1-001)
Dexter Gordon(ts),Rob Agerbeek(p),Henk Haverhoek(b),Eric Ineke(ds)
3.Wee (Denzil Best)
Live Recording:September 16,1990.Location:De Brouwershoek,Leeuwarden,The Netherlands
Johnny Griffin(ts),Rein De Graaff(p),Koos Serierse(b),Eric Ineke(ds)
4.Bye,Bye,Blackbird(Ray Henderson&Mort Dixon)
Live Recording:May 17,2013.Location:Bimhuis,Amsterdam,The Netherlands
Grant Stewart(ts),Rob Van Bavel(p),Marius Beets(b),Eric Ineke(ds)
5.Let There Be Life,Love And Laughter(Kurt Weill)
Live Recording:November 20,2014.Location:De Singer,Rijkevorsel,Belgium
David Liebman(ts),John Ruocco(ts),Marius Beets(b),Eric Ineke(ds)
6.Prayer To The People(Clifford Jordan)
Radio Recording:October 12,1983.Location:Ncrv Radio Studios,Hilversum,The Netherlands
Clifford Jordan(ts),Rein De Graaff(p),Koos Serierse(b),Eric Ineke(ds)
7.Lady Bird(Tadd Dameron)
Radio Recording:November 22,1968.Location:B14,Rotterdam,The Netherlands
Lucky Thompson(ts),Rob Madna(p),Ruud Jacobs(b),Eric Ineke(ds)
8.Walkin'(Richard Carpenter)
Live Recording:April 19,1974.Location:Hot House,Leiden,The Netherlands
(※オリジナルのジャケットには録音日が1974年4月9日と記載されている)

Taken From The Cd:On Green Dolphin Street,Blue Jack Jazz Records(Bjjr 036)
George Coleman(ts),Rob Agerbeek(p),Rob Langereis(b),Eric Ineke(ds)

◆エリック・イネケは数多くのジャズ巨人と共演してきた、オランダの正統派ベテラン・ドラマー。今作はイネケの70歳の誕生日に作られた、1968年から2014年のキャリアの中から8曲選んだもの。その中の6曲(2、8曲目以外)が未発表テイク!!ほぼ全てのトラックが、テナーの名人がフロントのワンホーン・カルテット(5曲目のみ、2テナー、ピアノレスのカルテット)で、各人のファンには嬉しい発掘盤だ。
◆1986年にこの世を去ったエディ“ロックジョウ”デイビスの1984年の晩年のライブ録音、ラッキー・トンプソンが最も精力的に活動していた1960年代の貴重なライブ録音、ジョニー・グリフィンにクリフォード・ジョーダン、現在も第一線で活躍するデイヴ・リーブマン、そしてこの中では最も若いグラント・スチュワートとの最近の録音など、どの音源も重要、かつ、イネケのこれまでのキャリアを大いに感じることができるラインナップだ。
◆今作には、リーブマンによるライナーノーツが書かれているが、そこには、「エリック・イネケがドラムなら、必ずスイングする!」とあり、どれだけ信頼されているかが伺える。
◆1曲目はエディ“ロックジョウ”デイビスとの“Body And Soul”で、豪快なブローからエアリーな色気たっぷりの音色まで巧みに操るロックジョウと、それに応えるように、ときに繊細に、ときに力強く叩くイネケ!初っ端からの快演で期待が高まる。2曲目はデクスター・ゴードンとの“Stabl emates”で、絶好調なデクスターのリズミックなアプローチにすかさず反応し一気に盛り上げるイネケは、さすがデクスターのお気に入りだ。3曲目“Wee”は“I Got Rhythm”と同じコード進行を用いたファスト・スイング!!この超高速の中で豪快にブローしながらもユーモアを忘れないジョニー・グリフィンはお見事!!ピアノとイネケのバッキングの息の合い様も凄い。4曲目は2013年、5曲目は2014年とかなり最近の録音だが、イネケの勢いは増すばかり。6曲目はクリフォード・ジョーダンのオリジナルで、ミディアム・スイングの曲だが、常に4ビートで前に前に行くプレイではなく、ゆったりとしたビートでリラックスした演奏。7曲目はラッキー・トンプソンとの“Lady Bi rd”は1968年のライブ録音で、これがこの中で一番古い演奏。最後8曲目のジョージ・コールマンがとにかく熱い!コールマンが参加したマイルスの、『フォア&モア』でも収録されている“Walkin'”という選曲もいい。
◆イネケは2012年に、リーブマンと共に“The ul ti mate Si deman”という本を出しているが、このタイトルは、リーブマンによるイネケを表した言葉だそう。オランダのジャズ・シーンだけでなく、数々のジャズ巨人のオランダ及びヨーロッパ・ツアーを支え続けてきたイネケは、正に“究極のサイドマン”だ。

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