ベートーヴェン室内楽作品集

ケラス、ゼペック、シュタイアー
豪華メンバーによる ベートーヴェン室内楽作品集

  • アーティスト:ダニエル・ゼペック、ジャン=ギアン・ケラス、アンドレアス・シュタイアー
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:HMG-508398
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD

TRACK LIST

[CD1]
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
1-4. ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 op.30-2
5. モーツァルトの『フィガロの結婚』から「もし伯爵様が踊るなら」による12の変奏曲 ヘ長調 WoO40
6-8. ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 Op.23
ダニエル・ゼペック(Vn /ベートーヴェンが使用した楽器、ザルツブルク、1700年頃制作(ベートーヴェン・ハウス所蔵))
アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ/コンラート・グラーフ, 1824)
使用ヴァイオリン:ザルツブルク製(1700年c A.)(ボン、ベートーヴェン・ハウス所蔵)
録音:2005年10月

[CD2]
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.1-3
        ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 Op.70-1「幽霊」
フンメル:ピアノ三重奏曲第4番Op.65
ダニエル・ゼペック(Vn/ロレンツォ・ストリオーニ(クレモナ、1780))
ジャン=ギアン・ケラス(Vc/ジョフレド・カッパ、1696)
アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ/コンラート・グラーフ, 1824)
録音:2006年7月

★[CD1] は、ゼペックとシュタイアーによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ。使用した楽器は、リヒノフスキーがベートーヴェンにプレゼントした弦楽器のクヮルテット用4つの楽器の中のヴァイオリン。ボンのベートーヴェン・ハウスが初めて録音のための使用を許可したというなんとも意義深いものです。ハ短調のソナタで聴かせる凄み、イ短調で聴かせる熱い哀愁など、鬼才二人のアンサンブルが冴えわたっています。 [CD2] のベートーヴェン初期の作品第3番は、お得意のハ短調。1音目から3 人の間に飛んでいる火花が見えてくるようです。つづく第5番は、なんといっても第2楽章のシュタイアーが見もの。「幽霊」のタイトルの由来にもなっている、この特徴的で幻想的な楽章を、病的に、そしてまぼろしのように演奏しています。それに絡む2人の弦も絶品としかいいようがありません。カップリングのフンメルは、ベートーヴェンがライヴァルと目していた人物。彼のピアノ三重奏曲は、ロマンティックさと若々しい魅力に満ちており、ベートーヴェンの2作品とは趣は異なりますが、この夢のトリオのさわやかな魅力が味わえる一枚となっています。 [ 原盤:[CD1]HMC 901919, [CD2]HMC 901955 (ともに廃盤)]
3149020839812

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