J.S.バッハ:カンタータ全集Vol. 50「ライプツィヒ時代1726-29年のカンタータ」

  • アーティスト:バッハ・コレギウム・ジャパン、鈴木雅明
  • レーベル:BIS
  • 品番:KKC-5347
  • 原盤品番:BIS SA-1941
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:¥3,143(税込)
  • 形態:SACD Hybrid
  • 付属品:輸入盤・日本語解説・訳詞付

TRACK LIST

J.S.バッハ:カンタータ全集Vol. 50
「ライプツィヒ時代1726-29年のカンタータ」

第149番「勝利と歓呼の歌が響く」 BWV 149
第145番「我の生くるは、わが心よ、汝が喜びのため」 BWV 145
第174番「我はいと高き神を心の限りに愛す」 BWV 174
第49番「我は、狂おしく焦がれる思いを胸に出で行き、探し求む」 BWV 49

ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
ゲルト・テュルク(テノール)
ペーター・コーイ(バス)

鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)

収録:2011年2月6-9日/神戸松蔭女子学院大学チャペル

★第49集に続き、今回も「ピカンダー年巻」に基づく作品に焦点を当てたプログラムとなっています。生前は60近くもあったとされる「ピカンダー年巻」のカンタータですが、現在までにその多くが消失し、J.S.バッハが手掛けたものの中で現存しているものは、断片も含めてわずか9作品のみとなっています。本CDに収録された作品のうち、第149番、第145番、第174番の3曲がこの「ピカンダー年巻」に含まれているカンタータにあたります。この年巻のカンタータにはパロディーが多く用いられていることでも知られますが、特に第174番では、かの「ブランデンブルク協奏曲第3番」の第1楽章が用いられており、充実した器楽隊の響きと、合唱のハーモニーが聞きものです。大天使ミカエルを記念するために作られた第149番は、原曲が祝賀用音楽の「狩のカンタータ(BWV208)」であるという興味深い作品。原曲に比べて華やかさを増した金管楽器の輝かしい音色が美しく、ブラシコヴァをはじめとする歌手陣によるアリアも絶品です。

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