★5度のグラミー賞受賞歴を持つビリー・チャイルズが、アンブローズ・アーキンムシーレ(tp)、スコット・コリー(bass)、ブライアン・ブレイド(drums)とオールスター・カルテットを組み制作したMack Avenue Recordsからの3作目。
★ビリー・チャイルズは、現代ジャズ界でピアニストとして、また現代クラシック作曲についても高い評価を受ける音楽家で、小編成、大編成のジャズグループ、室内楽、合唱、交響楽団のための楽曲を作曲している。今まで16のグラミー賞ノミネートと5つのグラミー賞を獲得しており、2018年にアルバム『Rebirth』が最優秀ジャズインストゥルメンタル・アルバムに選ばれたことでも記憶に新しい。ドリス・デューク・パフォーミング・アーティスト賞（2013年）、グッゲンハイム・フェローシップ（2009年）、アメリカ芸術文学アカデミー音楽賞（2015年）などを受賞。
★ブルーノートからの諸作でお馴染みのトランぺッター、アンブローズ・アーキンムシーレ。ジョシュア・レッドマン、ブラッド・メルドー、クリスチャン・マクブライドとのカルテット作でも注目、世界最高峰のドラマー、ブライアン・ブレイド。クリス・ポッター、ビル・スチュワート、ネイト・スミスらに重用される万能ベーシスト、スコット・コリー。という、まさにオールスターによるカルテット。
★本作は、チック・コリアの「Crystal Silence」(ゲイリー・バートンとの共演。ECM録音)とケニー・バロンの「The Black Angel」（原曲はトランペッターのフレディハバードが1970年にアトランティックで録音)と5つのオリジナルで構成。タイトル曲を含む多くは、フィルム・ノワール、ジェリー・ゴールドスミス、バーナード・ハーマン、ジョン・ウィリアムズといった偉大な映画作曲家からインスピレーションを受けた。