チャイコフスキー:『くるみ割り人形』、モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲

ムラヴィンスキーは「花のワルツ」も振っていた!
有名曲を惜しげもなく演奏した「くるみ割り」。
緊張感みなぎる強烈な音響に震える貴重録音集!

  • アーティスト:ボリス・トリズノ、エレーナ・シニツィナ、エフゲニー・ムラヴィンスキー、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
  • レーベル:ALTUS
  • 品番:PALT-007
  • ジャンル:ジャンルクラシック管弦楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:国内プレス モノラル
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

①チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』 作品71より 13曲
  行進曲/お客様の退場、クリスマス・ツリーは伸びる/くるみ割り人形とはつかねずみの王との戦闘/冬の松林/
  雪片のワルツ/アラビアの踊り/中国の踊り/トレパーク/葦笛の踊り/花のワルツ/パ・ド・ドゥ/
  こんぺいとうの踊り/終幕のワルツとアポテオーズ
②モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K. 299

ボリス・トリズノ(フルート②)
エレーナ・シニツィナ(ハープ②)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
録音:①1946-48年、②1949年3月15日

★ムラヴィンスキーの『くるみ割り人形』と言えば有名どころの曲をあまり取り上げない独自の選曲によるもの、というイメージが強いのですが、比較的初期の録音ではなじみのある曲もしっかり取り上げています。ここで聴ける録音は「花のワルツ」をはじめ有名曲が揃っていて大変貴重!40年代に細切れに録音されたものですが解釈は一本筋が通り、音質もこの時代としては十分に良く、聴き応えのある演奏となっています。可愛らしい旋律もガッシリと固めた低音や狂いのない強烈なアタックに彩られ、恐ろしい緊張感に満ちています。またオーケストラのメンバーがソロを務めたと思われるモーツァルトの『フルートとハープのための協奏曲』は、古典的なすっきりとした響きを良しとしつつも精密かつ明晰な音造りで辛口な演奏。こちらもムラヴィンスキー節がおおいに炸裂、聴き逃せません!

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