マーラー:交響曲第6番の
ご購入はこちら

マーラー:交響曲第6番
収録内容

    サー・サイモン・ラトル(指揮)
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

CD
1

  • マーラー:交響曲第6番
    (Ⅰ:23’52/Ⅱ:15’26/Ⅲ:12’50/Ⅳ:29’53)
  • ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    サー・サイモン・ラトル(指揮)
    収録:2018年6月19、20日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
    24bit/192kHz録音

CD
2

  • マーラー:交響曲第6番
    (Ⅰ:23’06/Ⅱ:15’01/Ⅲ:12’23/Ⅳ:28’33)
  • ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    サー・サイモン・ラトル(指揮)
    収録:1987年11月14、15日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
    *アナログ・テープからのデジタル・リマスタリング

デジタル
バウチャー

  • ダウンロード・コード
    この商品には、上記全曲のハイレゾ音源(192kHz/24bit)をダウンロードするためのURLとそのパスワードが封入されています。

  • デジタル・コンサートホール
    ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」を7日間無料視聴できるチケット・コードが封入されています。

Blu-ray
1

  • マーラー:交響曲第6番
  • ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    サー・サイモン・ラトル(指揮)
    録音:2018年6月20日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

    ドキュメンタリー:サー・サイモン・ラトルとベルリン・フィル16年間の軌跡(67分)

    【音声】
    マーラー:交響曲第6番2018年【2.0PCMステレオ(24bit/96kHz)、5.1DTS-HD MA(24bit/96kHz)】
    マーラー:交響曲第6番1987年【2.0PCMステレオ(24bit/96kHz)】

初回特典

  • 該当演奏会の現地コンサート・プログラム

  • 概要

     2018年6月にベルリン・フィルの首席指揮者を退任したサイモン・ラトルが、本拠地ベルリンのフィルハーモニーで行った首席指揮者として最後のコンサートの模様をおさめたライヴCDと映像が発売されます。
     演目は、1987年にラトルがベルリン・フィルにデビューした時と同じ「マーラーの交響曲第6番」。2002年の就任から16年間という、ひとつの大きなチクルスが閉じるような印象的なプログラムが最後の公演で選ばれました。当ディスクには、6月19、20日と行われた同演目のコンサートのうち、最終日6月20日の記録が収録されています。

     最初の出会いとなった1987年11月の演奏会は、当時ラトルは32歳、自身も「ただの髪がもじゃもじゃの奇妙な若者だったが、オケはとても友好的に迎えてくれた」と振り返っているように、集中力と気力に満ちた若きラトルだからこその熱演を繰り広げています。(この演奏も当アルバムに収められています。)ラトルにとってマーラーの「第6番」は特別な楽曲。1987年のベルリン・フィル・デビュー、そして2005年ウィーン楽友協会大ホールでのベルリン・フィル、ウィーン・フィルの合同演奏会のときと、記念碑的な演奏会で取り上げています。 ラトルとベルリン・フィルの16年間は輝かしいものでありましたが、決して順風満帆ではなかったでしょう。世界一のオーケストラを率いるということは、たとえ首席指揮者という立場であっても楽なものではないでしょう。本アルバムに同梱されている16年の軌跡を追ったドキュメンタリー映像でもラトルもそのことに言及しています。しかし、ラトルとベルリン・フィルの16年間に渡る旅の最後に待ちかまえていたのは、オーケストラやラトルさえも予想のつかない歴史的な演奏となりました。演奏会のライヴ映像でも、その感動を味わうことができます。さらにオリジナルのブックレットには、ベルリン・フィルとラトルのこれまでの記録を含めた写真が満載。ラトルとの16年間を締めくくるに相応しいアルバムとなっています。

    ベルリン在住の音楽ジャーナリスト
    城所孝吉氏による現地レポート

    ベルリン・フィルの歴史において類例のない、
    例外的な瞬間

    城所孝吉(ベルリン在住・音楽ジャーナリスト)
    レコード芸術2018年8月号 海外楽信より

     6月のベルリンにおける話題は、ラトルのベルリン・フィル首席指揮者としての最後の演奏会だった。まず14~16日に、バーンスタイン《不安の時代》(独奏:ツィメルマン)、ブラッドリー「アニメ『トムとジェリー』の音楽」、コルンゴルト「映画『ロビンフッドの冒険』の音楽」、M・リンドベリ、A・ノーマン、B・ディーンの新作という(実にラトルらしい)プログラムが演奏された。そして19・20日に、フィルハーモニーでのラストの定期(マーラー「交響曲第6番」)が行われ、23・24日のヴァルトビューネ・コンサートで、最終的な幕が下ろされた。16日の演奏会後には、「サンキュー、サー・サイモン」と題されたレイトナイト・コンサートが開催され、内田光子、ハニガン、コジェナー、パドモア、ゲルハーヘル、ハーディングが出演。ラトルは客席から、「フレンズ」の演奏を楽しんだ。
     これらのなかで、『レコ芸』読者が特に関心を持つのは、マーラー「第6」の出来だろう。筆者は、ラトルが同曲を最後の定期に選んだと知った時、複雑な思いに駆られた。《悲劇的》は、彼が1987年にベルリン・フィルにデビューした時の曲目である。それゆえ表面的には、「30年の円環が閉じる」という気の利いた演出のように思われる。しかしその真意は、おそらく別のところにあるだろう。というのはこの曲は、主要モチーフの長調→短調という構成が示す通り、「勝者のいない英雄交響曲」だからである。《英雄の生涯》がR・シュトラウスと批評家の戦いであるのと同じく、マーラーはここで、自らの戦いとその結末を描いている(マーラー・ファンに説明は要るまい)。しかし、ラトル時代の最後というコンテクストでは――他に何だと言うのだろう―16年にわたるラトルとベルリン・フィルの戦いが、勝者なく終わることを意味するのである。
     2002年の就任から今日に至るまで、ラトルとオケの関係は、常に緊張感を伴うものだった。ベルリン・フィルを振ることは、どの指揮者にとっても、「オケのパワーと自己主張を受け止めながら、自分の音楽を貫き通す」という離れ業である。それをずっと続けてきた彼が、終止符のシンボルとして「第6」を選んだのは、イギリス人特有のブラック・ユーモアとしか思えない(猫とネズミが追っかけ合戦を展開する『トムとジェリー』も、同様の含意である)。彼はそれを、分かる人にしか分からない皮肉だと思ったのかもしれない。しかし筆者は、笑えなかった。むしろ、「何と苦い結論だろうか」と感じていた。
     それゆえ20日の演奏会が果たしてどうなるのか、固唾を呑んで見守っていたが、そこでは、おそらくラトル自身が予想しなかったことが起こった。すなわちベルリン・フィルは、彼のために(「彼のために」に傍点)一丸となって全力を振り絞り、献身的な演奏を繰り広げたのである。あの第4楽章の「合戦」を、お互いの闘争ではなく、「味方として共に戦う」戦いとして、全幅の忠誠心をもって弾いていた。筆者はこんな状況を、16年間に一度も体験したことがない。そして、ベルリン・フィルがこんなに本気で、すべてをさらけ出して弾く姿も、見たことがない。後で、デジタル・コンサートホールのスタッフに聞くと、フィナーレでは多くの団員が、真っ赤な顔で涙を堪えながら弾いていたという。それだけで、このオーケストラの歴史において類例のない、例外的な瞬間であった。
     読者もお気づきの通り、筆者はこれまで、ラトルの知性に瞠目はするものの、決してファンではなかった。しかしこの晩、彼とベルリン・フィルが真の合一と和解に至った姿を見て、筆者自身がラトルと和解した気持ちになった。そしてそのことに、長い間、しみじみと思いを巡らせずにはいられなかった。
     こうしてラトル時代は、勝ち負けではなく、友情のもとに終わった。そして、このマーラー「第6」は、筆者の心にいつまでも残り続けるだろう。

    ハイレゾ試聴(96kHz/24bit)

    IIJのPrimeSeatで、マーラー:交響曲第6番(2018)の
    ハイレゾ音源を一部お聴き頂けます!

    PrimeSeat

    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団商品一覧

    ベートーヴェン: 交響曲全集

    サー・サイモン・ラトル
    品番:KKC-5925/9

    価格:¥7,000+税
    形態:5SACD Hybrid
    直輸入盤・日本語帯・解説付

    ■ご購入はこちら

    アジア・ツアー2017~ライヴ・フロム・サントリーホール

    サー・サイモン・ラトル
    品番:KKC-9327/32

    価格:¥11,000+税
    形態:5SACD Hybrid+1Blu-ray
    直輸入盤・日本語帯・解説付
    レコード芸術特選盤

    ■ご購入はこちら

    クラウディオ・アバド~ザ・ラスト・コンサート

    クラウディオ・アバド(指揮)
    品番:KKC-1112

    価格:¥18,000+税
    形態:3LP
    直輸入盤・日本語帯・解説付

    ■ご購入はこちら

    クラウディオ・アバド~ザ・ラスト・コンサート

    クラウディオ・アバド(指揮)
    品番:KKC-5861

    価格:¥4,500+税
    形態:2SACD Hybrid
    輸入盤・日本語帯・解説・歌詞対訳付

    ■ご購入はこちら

    ジョン・アダムズ・エディション ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

    ジョン・アダムズ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    品番:KKC-9271/6

    価格:¥13,000+税
    形態:4CD+2Blu-ray
    直輸入盤・日本語帯・解説付
    レコード芸術特選盤

    ■ご購入はこちら

    シベリウス:交響曲全集

    サー・サイモン・ラトル(指揮)
    品番:KKC-9137

    価格:¥13,000 +税
    形態:4CD+2Blu-ray
    直輸入盤・日本語帯・解説付
    レコード芸術特選盤

    ■ご購入はこちら

    シベリウス:交響曲全集

    サー・サイモン・ラトル(指揮)
    品番:KKC-5823/7

    価格:¥7,000 + 税
    形態:5SACD Hybrid
    直輸入盤・日本語帯・解説付

    ■ご購入はこちら

    シューベルト・エディション(交響曲全曲、ミサ曲、オペラ)

    ニコラウス・アーノンクール(指揮)
    品番:KKC-5445/53

    価格:¥16,000+税
    形態:8CD+1Blu-ray
    直輸入盤・日本語帯・解説・歌詞対訳付、日本語字幕付
    レコード芸術特選盤

    2015年度 「第53回」 レコード・アカデミー賞 大賞受賞作品 / 大賞 交響曲部門

    ■ご購入はこちら

    シューベルト:交響曲全集

    ニコラウス・アーノンクール(指揮)
    品番:KKC-5791/95

    価格:¥7,000 + 税
    形態:5SACD Hybrid
    直輸入盤・日本語帯・解説付

    ■ご購入はこちら

    シューベルト:交響曲全集

    ニコラウス・アーノンクール(指揮)
    品番:KKC-1054

    価格:¥32,407+税
    形態:8LP 180g 限定盤
    直輸入盤・日本語帯・解説付

    ■ご購入はこちら

    ベートーヴェン:交響曲全集 (ベーレンライター版/ジョナサン・デル・マー校訂版)

    サー・サイモン・ラトル(指揮)
    品番:KKC-9151

    価格:¥13,000+税
    形態:5CD+3Blu-ray
    直輸入盤・日本語帯・解説付
    レコード芸術特選盤

    ■ご購入はこちら

    ベートーヴェン:交響曲全集

    サー・サイモン・ラトル(指揮)
    品番:KKC-1070/79

    価格:¥46,296 + 税
    形態:10LP
    直輸入盤・日本語帯・解説付
    レコード芸術特選盤

    ■ご購入はこちら

    シューマン:交響曲全集

    サー・サイモン・ラトル(指揮)
    品番:KKC-9083

    価格:¥9,000+税
    形態:1Blu-ray Disc Video & Audio+2CD
    直輸入盤・日本語帯・解説付
    レコード芸術特選盤

    ■ご購入はこちら

    シューマン:交響曲全集

    サー・サイモン・ラトル(指揮)
    品番:KKC-5461

    価格:¥5,200+税
    形態:2SACD Hybrid、デジパック仕様
    直輸入盤・日本語帯・解説付
    レコード芸術特選盤

    ■ご購入はこちら

    クラウディオ・アバド~ザ・ラスト・コンサート

    クラウディオ・アバド(指揮)
    品番:KKC-9149

    価格:¥7,500+税
    形態:2CD+Blu-ray
    直輸入盤・日本語帯・解説付
    レコード芸術特選盤

    ■ご購入はこちら

    キングインターナショナル