シベリウス:交響曲第3番、第4番

ネゼ=セガン節炸裂、同郷オケとの快演!
しなやかに歌い、ときに熱っぽく。
共感たっぷりに創りあげるシベリウス・サウンド第2弾

  • アーティスト:ヤニック・ネゼ=セガン、モントリオール・メトロポリタン管弦楽団
  • レーベル:ATMA CLASSIQUE
  • 品番:ACD2-2454
  • ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:68:44

TRACK LIST

シベリウス:
交響曲第3番 ハ長調 Op.52
交響曲第4番 イ短調 Op.63

ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
モントリオール・メトロポリタン管弦楽団
録音:2021年6月(第3番)、2022年2月(第4番)

★2000年からモントリオール・メトロポリタン管弦楽団の芸術監督・首席指揮者を務めているヤニック・ネゼ=セガンによる、同郷オケとのシベリウスの交響曲録音シリーズ第2弾。第1番を収録した第1弾(ACD2-2452)に続き、今回は第3番・第4番の2曲を収録。
★第3番はシベリウスが小型交響曲へと舵を切ったターニングポイント的作品。シンプルな旋律と薄い和声、最低限の楽器の重ね方で作るひびきの面白さが追求され、ある意味大胆で実験的な音楽が展開されます。ネゼ=セガンは楽曲の要素を的確にとらえ、丁寧に整えながらも、共感たっぷりに、ときに熱っぽく演奏。しなやかな呼吸で歌い上げています。弦はふんわりとした弱音からガリガリと圧をかけた強音まで表情豊か。
★第4番はさらに洗練された書法もさることながら、陰鬱な暗さが影を落とす交響曲で、開放的な第3番とは対称的。終楽章では短調と長調が同居したようないびつなバランスの響きがあらわれます。そこでもネゼ=セガンはのびのびと自然に音楽をとらえ、かつスコアを信頼しそのまま鳴らしきることで、シベリウスの狙った鈍く光るようなサウンドを鮮やかに描き出しています。オーケストラとの一体感も素晴らしく、指揮者の意図がはっきり伝わる良好な関係であることが分かります。

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