ブルックナー: 交響曲第7番ホ長調WAB. 107(ノーヴァク版)

巨匠メータ&イスラエル・フィルのブルックナー・ライヴ
2013年の第8番、2012年の第7番 2タイトル同時リリース!

  • アーティスト:ズービン・メータ
  • レーベル:HELICON CLASSICS
  • 品番:HEL-029675
  • ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:ステレオ
  • 収録時間:63:44

TRACK LIST

ブルックナー:
交響曲第7番ホ長調WAB. 107(ノーヴァク版)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ズービン・メータ(指揮)
収録:2012年7月8、9日/テルアビブ大学、スモラルツ・オーディトリアム(ライヴ)

★巨匠メータが長年の手兵イスラエル・フィルを指揮して、ブルックナーのふたつの交響曲をレコーディング。第7 番が2012年7月、第8番が2013年12月に、いずれもテルアビブでおこなわれたコンサートをライヴ収録したものです。 メータにとって、第8番がイスラエル・フィルとは、1987年のフランクフルトでライヴ収録された映像作品、1989年2月のセッション録音に続いて24年ぶり3種目、ほかにも1974年のロス・フィルとのセッション録音や2005年にコンセルトヘボウ管を指揮したライヴ盤を含めると、6種目の内容となります。いっぽう、第7番は正規2種目、イスラエル・フィルとは初のレコーディング。 メータによるブルックナーの交響曲録音といえば、これまでのところ、第0番、第4番、第7番、第8番、第9番の5曲が知られていて、なかでも若き日のメータが1965年5月に名門ウィーン・フィルを指揮してデッカにおこなった第9番は、ゾフィエンザールを満たすゆたかな響きを捉えた名録音としても有名ですが、メータはちょうどその2年前の1963年5月に、イスラエル・フィルを指揮して第9番を演奏してもいました(HEL029625)。 資料によると、その後もメータは、第7番以降の3曲については、実演で取り上げる頻度も高く、それだけに思い入れの強いナンバーであることを伺わせますが、ここでのふたつの演奏は、最新の録音で音質がすぐれていることに加えて、巨匠が半世紀以上に亘り信頼関係を築き上げてきた楽団とともに、じっくり深めてきたブルックナー演奏を味わえるものとして期待されます。 なお、第8番の収録会場であるチャールズ・ブロンフマン・オーディトリアムとは、改称後のマン・オーディトリアムのことで、2013年の大規模な音響改修の際に、多大な寄付で貢献した人物の名を冠しています。イスラエル・フィルの本拠がどのようなサウンドに様変わりしたかを確かめるのも興味深いところといえそうです。 最後に、使用楽譜の版について。第8番はメータが指揮した過去5種の録音と同じく、ノーヴァク版に拠る演奏で、アルバムにはハース版と表記されている第7番も、じっさいに音源にあたり確認したところ、過去のメータの実演同様に、ここでもノーヴァク版に拠る演奏となっています。
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