ファウスト&ロトのストラヴィンスキー

イザベル・ファウストとロト&レ・シエクル、奇跡の共演による至高のストラヴィンスキー

  • アーティスト:イザベル・ファウスト、フランソワ=グザヴィエ・ロト、レ・シエクル
  • レーベル:KING INTERNATIONAL/HARMONIAMUNDI
  • 品番:KKC-6675
  • 原盤品番:HMM-902718
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:¥3,300(税込)
  • 形態:CD
  • 収録時間:43:39
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

ファウスト&ロトのストラヴィンスキー

ストラヴィンスキー:
①バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」~アポロのヴァリアシオン(1927-8)
②ヴァイオリン協奏曲ニ長調(1931)
③弦楽四重奏のための3つの小品(1914)
④弦楽四重奏のためのコンチェルティーノ(1920)
⑤パストラール~ヴァイオリン、オーボエ、イングリッシュホルン、クラリネット、バソンのための(1923)
⑥弦楽四重奏のための二重カノン(1959)

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)①② レ・シエクル
録音:2021年9月、2022年3月、4月/セーヌ・ミュジカルRIFFXスタジオ1(ブローニュ・ビリヤンクール

★ハルモニア・ムンディを代表するファウストとロト&レ・シエクル奇跡の共演。それもロトとシエクルの名を世に広めるきっかけとなったストラヴィンスキー作品だけに眼が離せません。
★メインはヴァイオリン協奏曲ですが、収録曲すべてのヴァイオリン・パートをファウストが担当しているのが超豪華な驚き。彼女は「兵士の物語」をメインとするアルバムもリリースし、ストラヴィンスキーのヴァイオリン作品に熱を入れていますが、ガット弦による弦楽四重奏作品も興味津々です。
★ヴァイオリン協奏曲は1931年、新古典主義時代の作。ストラヴィンスキーはヴァイオリンの情緒や甘美さを嫌悪していましたが、同じ感性の奏者ドゥシュキンとの出会いで信念を変えず協奏曲を実現させることが出来ました。ファウスト自身その非ヴァイオリン性を指摘しつつも、誰も考えつかなかった音楽表現と激賞しています。
★演奏は期待以上、ファウストの厳しいまでの表現とシエクルのカラフルな音色、ロトならではの切れ味良いリズムがあいまり、生命感あふれる世界を繰り広げます。終楽章でバッハのヴァイオリン二重協奏曲をパロディにした箇所も含め、メンバーが楽しみながら音楽作りをしているのも伝わってきます。
★カップリングには新古典主義時代のバレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」中の、ヴァイオリン独奏と弦楽合奏による「アポロのヴァリアシオン」をファウストとロトが披露。さらに「春の祭典」直後の「3つの小品」、かなり現代的な「コンチェルティーノ」、画家ラウル・デュフイ追悼の沈鬱な「二重カノン」というストラヴィンスキーの全弦楽四重奏作品を、ファウストが第1ヴァイオリンを担い、シエクルの弦のトップ奏者たちと共演しています。緊張感に満ちた音世界ながら決して無味乾燥でなく、ストラヴィンスキーならではのユーモアと生命力が伝わります。ストラヴィンスキー観が変わること間違いなしのアルバムと申せましょう。

◆レコード芸術 2023年6月号 準特選盤

トレイラーはこちら→ https://youtu.be/mAHtjXBNKgA

トレイラーはこちら→ https://youtu.be/T0VbNZhRKu0

トレイラーはこちら→ https://youtu.be/QldrWYZ2fOw

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