R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき、モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調

1970年ザルツブルク音楽祭でのライヴ。
全盛期のカラヤンと最強メンバーを擁したベルリン・フィルによる、
「銀細工」のような精緻モーツァルトと大熱演シュトラウス。
R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき、モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 /
カラヤン&ベルリン・フィル(1970年ザルツブルク ステレオ・ライヴ)

  • アーティスト:ヘルベルト・フォン・カラヤン、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • レーベル:TESTAMENT
  • 品番:KKC-6073
  • 原盤品番:SBT-1474
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック管弦楽
  • 価格:¥2,530 (税込)
  • 形態:CD
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

1.モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.297b ~オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための~
2.R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ローター・コッホ(オーボエ)(1)、カール・ライスター(クラリネット)(1)、
ゲルト・ザイフェルト(ホルン)(1)、ギュンター・ピースク(ファゴット)(1)、
ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)(2) 
録音:1970年8月12日 祝祭大劇場、ザルツブルク(ライヴ) (STEREO)

★前半のプログラムはモーツァルトの協奏交響曲。カラヤンとベルリン・フィル(BPO)は1年後にEMIに録音していますが、このライヴではローター・コッホ(オーボエ)、カール・ライスター(クラリネット)、ゲルト・ザイフェルト(ホルン)、ギュンター・ピースク(ファゴット)-楽団史上最強ともいえる豪華メンバーによる共演が披露されています。
★後半のプログラムは「ツァラトゥストラはかく語りき」。カラヤンとBPOは1973年イエス・キリスト教会(DG)、1983年フィルハーモニー(DG),1987年フィルハーモニー(Telemondial, 映像)と3度にわたり録音していますが、これらに先立つ1970年の録音です。精緻さということでは、1973年セッション録音に一歩ゆずるとしても、この70年ライヴの” 熱“は最高!当時のBPOの技量たるや、凄まじいの一言。各人のソロも生き生きとしており、「踊りの歌」でのシュヴァルベ(ヴァイオリン)など、名人芸を堪能できます。
★「片方は、繊細な銀細工のようなモーツァルト、もう片方は輝ける金塊のようなリヒャルト・シュトラウス。2作品の音楽的対比のすばらしかったこと!そしてそれらすべての中心にたつ指揮者は最良の演奏家たちがいかに力を発揮するかを完全に掌握していた。この晩のコンサートは永遠に忘れられないだろう。」(ウェルナー・コーベス、Linzer Tagblatt 紙、1970.8.14)
★音も優秀、ステレオ録音。

◆レコード芸術 2019年12月号 特選盤

4909346019287

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